No.1 VERITASに学生講師が多い理由
No.2 数学を学ぶ意味とは
No.3 受験生の頃の心の叫び
No.4 ○○大学への数学
No.5 模試認定って何?
No.6 「ゆかし」の心
次回予告 >> 東大入試の高校教育に対する責任

 

 最近、河合塾に入試問題をつくってもらっている大学が増えているとの報道あり。自らが育てようとする人材を選ぶ試験を、自分でつくらない大学なんぞそもそも行く価値があるのだろうか。
 センター試験をメインにしている大学ってのも基本的には同じだ。センター試験などという、母集団の広い相手を想定した試験のみで、どうして自分の大学に合う人材など探せよう。国立大学医学部なんぞは、センターの得点が総点の75%以上を占める大学が多数ある。「試験というものは基本的に、平均点付近で実力差がつくように設定されている」という事実をわかっているのだろうか。医学部の受験者など、センター試験受験者の上位5%ほどであり、そのあたりの点数でやれ1問ミスして10点などというものは、現実には実力差を反映していないということがわからないのだろうか。彼らの実力を本当に計りたいのなら、彼らの学力に合わせたレベルの試験を行うべきなのだ。にもかかわらず、センター試験をメインにしていることが、そのときの体調や運などで結果を左右し、不必要に医学部の難易度を上げているのだ。理想的な選抜試験(=実力の順に並べる試験?)などあり得ないし、すごい人はどんな逆境でも受かる、という考えもあるとは思うが、やはりなるべく、報われる試験ををやって欲しいと思うのは、教育にたずさわるものならば、自然なことだと思う。大学よ、まじめに入試をやってくれ。自分が教える相手を選ぶのだから。
 大学よ。このままでは、模試認定なんてことを行って、偏差値の高い子を楽して教えて合格実績を伸ばそうとしている塾と同じになってしまうぞ。■(らふぉん)