今から,短期間で,小論文の足がかりを得たい人へ


■ 構成

基礎講義(1日完成) ⇒ 志望系別演習 + 解説 + 個別添削指導

小論文は,「自分の言いたいことを述べる」場です.では,なぜある事柄を(わざわざ)言いたくなるのでしょうか.それは,そうでない意見があるからです.自分と異なる意見の人が想定され,その人に向けてその人と異なる自分の主張を展開すること.これが小論文を書くということの基本です.つまり,小論文とは,「自分と異なる他者と対立する」場に他ならないのです.
自分と異なる意見を持つ他者を納得させるための,最も科学的で客観的な方法が「論証」と呼ばれるものです.そして,論証の規則であり,かつ論証の技術であるところのものが,「論理」と呼ばれるものです.本講座の小論文基礎講義では,他者と議論し,他者に向けて論証するための,「論理」の基礎をトレーニングします.その後,自分が選択したテーマ別添削演習で,医療や環境といった小論文入試頻出のテーマについて,実際に小論文を書いてもらい,論理を応用し,議論と論証を実践してもらいます.
本講座の講師(細川)は,そこであなたが議論と論証をする当面の他者であり,したがって,当面の“論敵=論友”だとおもってください.小論文の採点官とは,あなたが議論と論証をして,お互いの意見を高めあうための,よき“論敵=論友”なのです.だからこそ,小論文の評価は,自分と異なる他者としての採点官を,どれだけ納得させることができたか,すなわちどれだけ「論破」することができたかによって決まります.入試本番で採点官を「論破」したいと志す人の挑戦を待っています.




小論文基礎講義を受けた後,実戦的な添削演習に入ります.
添削課題は以下です.

B 生命医療系
B1 告知
B2

死の定義は科学的に決定されるべきか,文化的に決定されるべきか

B3 脳とコンピューターの差は何か
B4 遺伝子診断
P 思想哲学系
P1 自然保護は何を守ろうとしているのか
P2 創り出される歴史
P3 脳とコンピューターの差は何か




■ 準備等

前週に課題を渡しますので,自分で課題の小論文を書いた上で,授業に参加してください.小論文基礎講座のみ,事前準備の必要はありません.授業は,前半が議論と論証の組み立て方やテーマに関する講義,後半が書いてきてもらった小論文に対する個別添削指導となります.また,毎回その日のテーマに関する参考資料を配布して,授業の後,必要に応じていつでも自習のために利用できるようにしてもらいます.


■ 受講計画例

志望     基礎講座   添削課題
医学部   少ない回数ですませたい A0+B1+B2
たくさん書きたい A0+B1+B2+B3+B4+P1+P2
理科系   少ない回数ですませたい A0+P1+B3
たくさん書きたい A0+B1+B2+B3+B4+P1+P2
文科系   少ない回数ですませたい A0+P1+P2
たくさん書きたい A0+P1+P2+P3+B1+B2+B4
※あくまで具体例として参考にしてください.

■ 日程表

開講日時 担当講師 講義内容
10月 9日(日)
13:30〜15:30
細川 A0 小論文基礎講座
「なぜ書くのか,何を書くのか
           −差異・対比・対立」
10月16日(日)
13:30〜15:30
細川 B1 告知
10月23日(日)
13:30〜15:30
細川 A0 小論文基礎講座
「なぜ書くのか,何を書くのか
           −差異・対比・対立」
10月30日(日)
13:30〜15:30
細川 P2 創り出される歴史
11月20日(日)
13:30〜15:30
細川 B2 死の定義は科学的に決定されるべきか,
文化的に決定されるべきか
11月 27日(日)
13:30〜15:30
細川 P1 自然保護は何を守ろうとしているのか
12月 4日(日)
13:30〜15:30
細川 B3・P3 脳とコンピューターの差は何か
12月23日(祝)
13:30〜15:30
細川 B4 遺伝子診断

■ 受講上の注意

  • 申し込みの段階で,添削演習カード(2回分)が付いてきます.上記の6つのテーマの中から,自分が書いてみたいものを2つ選んで届け出てください.小論文基礎講義+添削演習2回が,最小の受講回数となります.

  • 小論文基礎講義を受けた後しか添削演習に入れませんので,できれば10/9に受講するようにしてください.
    (10/23にも同内容の基礎講義を行いますが,その後の添削演習は5回のみとなります.)

  • たくさんのテーマで小論文を書いてみたい人は,追加で,添削演習カードを申し込み,選んだテーマを届け出てください(1回単位で追加できます).小論文をどれくらい書いてみたいかの度合いに応じて,自分自身で,添削演習の回数を2回〜6回と設定することができるということです.

  • 各添削課題の指導日は決まっているので,日時をよく確認するようにしてください.