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講座名/時間
内容紹介
語彙力集中強化
─5日で1000語をマスターする─

第1タ−ム4限
8月1日(火)〜5日(土) 15:20〜17:20
英語受験科共通講座
Level4,Level5集中授業

 本講座は,高校英文法を習得した人を対象に,五日間で1000語をマスターすることを目指します.論理や構文といった王道からいったん離れて,語源学を駆使した暗記術を伝授します.授業形態としては,宿題として英文の和訳を読んできてもらい,授業ではその箇所の英文を分からないなりに読み進めてもらいます.その後,当該箇所に出てくる単語200語の解説を行ない,一定の時間を与えた後,テストを行います.最後に再び,最初に読んだ英文を素読してもらいます.扱う文章は,科学論・歴史論・環境論・文化論・経営論など,自然科学から人文科学まで多分野に亘るもので,かつ,名文から抜粋されています.本講座を受講して,1000語は勿論,「更なる1000語の覚え方」をも手に入れてください.

和文英訳演習上級
 ─名文翻訳に学ぶ構造・
         発想転換技法─





第1タ−ム5限
8月1日(火)〜5日(土) 17:40〜19:40
Level4,Level5集中授業

 「英作文」は,和文を英語に訳出する翻訳translationと自身の認識を英語で表現する構成compositionとに区別されます.前者の最終段階の完成を目指す本講座では,あらゆる和文の構造と意味を精確に読み取り,適切な語彙選択のもとですぐれた英文を構築するための,高度な英作文演習を行なっていきます.これまでの学習においては,和文と英文とを一対一で照応させる基礎訓練の徹底に努めてきたと思いますが,本講座では,一筋縄では訳出不可能な和文を取り上げ,あらゆる文法・語法・語彙知識を総動員・総確認するのみならず,(1)主体と行為の決定,(2)主体と客体の規定,(3)論理破綻の整合と省略要素の復元,(4)文章に込められた認識=法の明示,といった,構造分析と発想転換のための技法を身につけていきます.
 日本語の固有性や複雑さに真正面から立ち向かうため,扱う題材には,欧米言語の論理構造の影響がつよく現れている明治以降の評論文は含ませず,夏目漱石や谷崎潤一郎,村上春樹など近現代の小説文や随筆文を取り上げます.演習と添削を繰り返す授業ゆ え,受講者は毎日自らの訳文を完成させてくることが必須義務です.(難易度の高い講座となりますので,外部生の方が受講する際には,担当講師との面談が必要です.)

リスニング中級


第3タ−ム4限
8月14日(月)〜18日(金) 15:20〜17:20
受験英語科共通講座
Level4,Level5集中授業

 大学入試標準レベル及び英検2級〜準1級レベルのリスニングの訓練を行います.あたりまえのことのようですが,実はいい加減になっている(1)自分自身が正しい発音とイントネーションで読めること,またそれに基づいて,(2)他者の発音とイントネーションを正確に聞き取ること,の2点をていねいに扱い,「聴くために話す」,「話すことで聴く」ことの重要性を体で実感してもらいます.これは自分の体で体得した発音やイントネーションは,そうでない場合よりもはるかに自然に耳に入ってくるからです.この講座の修了時には,今まで聞き取ることが無理だと思えた比較的速度の速い英文を聞き取ることができるようになります.また,その後のリスニング自己学習の指針をつかんでもらいます.
リスニング上級


第4タ−ム5限
8月22日(火)〜26日(土) 17:40〜19:40
Level4,Level5集中授業

 英検準1級〜1級レベルのリスニングの訓練を行い,「耳で行う読解」の能力を高めます.書かれた文章の読解と同様,リスニングにおいても,問題文の難度が上がれば,「わからない単語」や「理解できない箇所」に遭遇することは当然あります.そのような場合にも,前後の文脈や,言い換え表現を的確におさえることで文章を正しく理解することは可能ですし,むしろそれが求められていると言っていいでしょう.様々な形式のリスニング問題の演習を通じて,細部聴解能力を高めることと平行しながら,文と文とのもっと大きな枠組みを聴き取る能力を高めていきます.(難易度の高い講座となりますので,外部生の方が受講する際には,担当講師との面談が必要です.)


解釈演習中級
          ─評論編─






第2タ−ム6限
8月6日(日)〜10日(木) 20:00〜22:00
受験英語科共通講座
Level4,Level5集中授業

 通常の学習や一般的な試験においては,限られた学習時間や集中力の欠如によってもっとも対策が後手にまわされ,その累積がいよいよ深刻な悩みの原因となっていることの多い,1000語から2000語を越える,硬質な英語評論文の読解作業を集中的に行ないます.各人の弱点を徹底的に改善するだけでなく,究極的には,授業を離れた今後の生活においても英文を読む習慣を定着させることを目標とします.長期的にみたとき,ある思想や概念を陳述するために書き継がれた文献を読むことがその根幹となっている,大学での研究活動にとって,まとまった量の文献を読みほぐし情報を処理していく基礎体力は,決しておろそかにすることが許されない,現時点からでも体得すべきものであるからです.
 講義では,英文を読むにあたっての具体的障壁を攻略しながら,精確かつ迅速に英文を読み進めていくための技法を教授していきます.具体的には,(1)類型と構成(英文の種類・文体・段落という装置),(2)前景と背景(語学的習熟とトピックへの習熟),(3)情報整理技法(内容ダイアグラムの作成)の3つを柱とし,文章全体の骨格を確認(1),文章の肉付けと前提となる背景知識を整理(2),文章を読み解いていくための技法を習得(3)という作業を行なっていきます.英文にはすべて実践的な設問も付し,内容理解を逐一確認するとともに,提出された答案や訳稿を講師が添削し,解答作成能力の向上にも心血を注いでもらいます.


解釈演習中級
          ─小説編─






第5タ−ム5限
8月27日(日)〜31日(木) 17:40〜19:40
受験英語科共通講座
Level4,Level5集中授業

 読者と共通の理解の前提に降り立ち,筆者が有する認識を説得的に提示するのが一般的な評論であるのに対し,その多様なテーマや複雑に駆使された文体を武器に,読者が有する前提を揺さぶり,思いがけない人間の真実を垣間見させてくれるのが小説文の特徴です.しかし,論説文とは異なる構想や文体,文章の構造などのこうした特徴は,小説を読むことのこのうえない愉楽であると同時に,小説を前にした読者を思いとどまらせる障壁でもあります.
 本講座は,これまで英語による小説文を本格的に読んだ経験を持たない,あるいは,試験などで小説文の読解につまずいている人を対象とし,小説の定義から小説を構成する基本的な要素まで,英米の小説を題材にしながら丁寧に確認していきます.日程の後半では,アメリカの古典と現代をそれぞれ代表する短篇作家であるEdgar AllanPoeとRaymond Carverの作品から,涼をもとめたい夏にふさわしい恐怖譚をとりあげ,前半で練成した分析力を実践応用し,適宜,すぐれた邦訳も参照しながら,翻訳の技能にも磨きをかけます.
講義予定は以下のとおり.
(1)小説と雑草の類似(小説の定義), (2)小説の約束事I(人物・イマジズム・名前),
(3)小説の約束事II(話法・語りの視点),(4)実践分析演習I(E. Allan Poe),
(5)実践分析演習II(Raymond Carver)


解釈演習上級
          ─哲学書を読む─

  1. これまで培った英語力がどこまで
    専門領域で通じるか試してみたい人
  2. 哲学に関心のある人






第2タ−ム3限[定員12名]
8月6日(日)〜10日(木) 13:00〜15:00
Level4,Level5集中授業

 本講座では,Thomas Reid, Essays on the Intellectual Powers of Man, 1785(トマス・リード,『人間知的能力試論』1785年著)を読む.リード(1710-96)は,「スコットランド常識学派(Scottish Common Sense School)」の祖として知られており,デカルトの観念理論,それを受け継いだ英国経験論(ロック・バークリ・ヒューム)の帰結した懐疑主義(scepticism)を打破するべく,「常識の諸原理Principlesof Common Sense」を提示し,哲学を常識に係留することを試みた.彼の哲学はカントを刺激し,また19世紀フランス哲学界を風靡し,さらに現代でも,日常言語学派やプラグマティズムに大きな示唆を与え続けている.
 本講座では,上の著作のうち,第二試論,第十章『バークリ主教の見解について』を通読する.本章は,デカルト理論に胚胎し,ロックが受け継いだ物質観を徹底したバークリが,「正当な推論によって」物質の不存在を帰結するさまを描写・批判した個所である.近代認識論を一望し,カントが「コペルニクス的転回」を必要とした理由を看取する格好の箇所となっている.
 講義形式は大学のゼミと同様とし,一日目を除き,和訳は参加者の分担とする.発表者は英文を音読のうえ,和訳し,要約とコメントを述べることが求められる.他の参加者は,発表者の訳語検討,および,内容に関する質疑を積極的に行うことが求められる.これまで培った英語力がどこまで実地で使えるか試してみたい人,近代哲学を俯瞰したい人,何であれ哲学に関心のある人にお勧めする.(難易度の高い講座となりますので,外部生の方が受講する際には,担当講師との面談が必要です.)

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